管理会計
財務会計・・・過去の経営結果を示す数字
管理会計・・・未来の意思決定を行うための数字
財務会計の目的は、
「財務諸表を作成し、社外の利害関係者に会社の経営状態を知ってもらうこと」
対して、管理会計の目的は、
「会計情報をもとに、今後の意思決定を行うこと」
会計情報は、決算書を作成し、過去についてまとめるためだけではなく、
今後の経営の舵取りに使用できる有益な情報なのです。
管理会計で経営計画サイクルをまわす
◆経営計画立案
①シミュレーション
・目標売上高・総売上高
・必要固定費(経費)
・借入・借入返済計画
・売掛金等回収、買掛金等支払の条件
②将来の行動計画・損益・資金繰りの見通しを立てます。
目標を数値化することにより、企業にとって最適な意思決定が可能となります。
◆予算・実績管理
①『経営3表』を作成
・統括予実表
・要約損益月次予実表
・商品売上予実一覧表
②上記書類より、売上高・主要経費・経営損益等の損益達成状況をタイムリーに把握できます。
◆先行管理
①『予定2表』を作成
・損益予定表(月計損益計算)
・資金予定表(キャッシュフロー計算書[直接法])
・商品売上予実一覧表
②上記書類より、来月以降の損益・資金見通しが確認でき、資金手当等の対策が早めに打てます。
また、売上高の見通しを変更しながら資金繰りの検討を行うことにより、「先行管理」が実現できます。
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