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2017.11.15
京都の角地には床屋さんが多い
京都について最近知ったことなのですが・・・
私は京都に移り住んで2ヶ月経つか経たないかの新参者なのですが、
散歩が大好きで、家の近所や事務所の近所をあちこち散歩するうちに気になったのが
「床屋さん(しかもレトロで素敵な外観!)が多いこと」です。
実はこれには理由があるそうで・・・
京都に住んで日が浅いので、ずっとお住まいの方からすると当たり前のことかもしれませんが、
「京都慣れしていない人はこんなことが気になるんだなぁ」という感じで
しばしお付き合いください。
実は・・・
「床屋さんが多い」と感じたのですが
実際には「通りの角地の目立つところに床屋が多い」ということのようです。
パッと目を引くため「床屋さんが多い」と感じたのかもしれません。
江戸時代、京都では小さな町単位で人々が生活していて、その町一つ一つが「木戸」という柵で覆われていたそうです。
夜になると木戸の門は完全に閉じられ、防犯の役目を果たしていたそう。
町と町の行き来は町の角地にある「木戸門」という門に限られ、
その門番をしていた「木戸番」が床屋を生業としていたことから
『京都の角地には木戸番の名残である床屋が多い』ということに繋がっているようです。
『江戸時代の木戸門を起源とした床屋が現在も数多く営業している』
このような風景は京都でしか見られない素敵な風景ですし、
何より、タイル張りやレンガ造りなど素敵な床屋さんが多いんです!
「現代ではレトロに感じるけど、当時はハイカラな建物だったんだろうなぁ」と
散歩しつつ昔の風景を想像しながらカメラにおさめたりしています。