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2017.10.25
なぜ満期保険金に所得税がかかるの?
先日、お客様から
「なぜ満期保険金に所得税がかかるの?」というご質問をいただきました。
質問の要旨は
質問の要旨は
・生命保険の保険料は収入から支払う
・その収入に対して所得税を既に納付している
・所得税を既に納付しているのに、
満期になって受け取る満期保険金にも所得税がかかるのはなぜ?
二重に所得税を取られている?
ということでした。
確かに「貯蓄をするような気持ちで保険料を払い込み、貯めたお金を受け取ったのに、また所得税を払うの?」
そんな気持ちになりますが、実は、二重に所得税を取られているわけではないのです。
満期保険金を一時金で受け取った際、下記のように課税所得を計算します。
受け取った保険金の総額-払い込んだ保険料-50万(特別控除額)=一時所得
この一時所得の1/2に対して所得税が課税されます。
満期保険金から支払った保険料を引いた額は「利益」です。
つまり、「利益」の部分だけに課税されるため、二重に所得税を支払っているわけではないのです。
詳しくは、国税庁のホームページにも記載がありますので、ご参考にしてみてください。